こんにちは、よしすけです。
日々、英語の勉強をしつつ、効果的な学習法を模索しています。
先日、英検1級の1次試験を無事突破しました。
今回の記事は、多くの英語学習者が頭を悩ませる「英単語が覚えられない」問題についてです。
大学受験、TOEIC、英検など、英語の勉強と単語の暗記は切っても切れない関係なので、
困っている方も多いのではないでしょうか。
この記事は以下のような悩みのある方にオススメです。
- 英単語、ぜんぜん覚えられない
- 覚えてもすぐに忘れてしまう
- 早く覚えられる方法を知りたい
一番大事なのは、「復習」です
結論から言うと、「復習」が全てです。
人間は、忘れやすい生き物です。
私たちの脳みそは、「生きていくのに必要ない」ことはすぐに忘れてしまうように出来ています。
つまり、「英単語が覚えられない」のは、脳みそが「必要ない」と判断しているということです。
しかし、復習を重ねると、脳みそが「これは何度も頭に入ってくる。必要な情報なのかもしれない」
と思い込み、その結果、英単語を覚えることができます。
身近な例をあげます。
皆さん、街中を歩いていてすれ違った人の顔は後になって思い出せなくても、
行きつけのコンビニの店員さんの顔はすぐに思い出せるのではないでしょうか。
これと同じで、一度見ただけの英単語は覚えられなくても、
繰り返し勉強することで覚えられるようになります。
たまに、「私は記憶力が悪いから単語の暗記とかムリ」なんて言う人もいますが、
多くの場合、誤ったやり方で勉強してしまっているだけだと思います。
上述のように、人が忘れるのは当然なので、元々の記憶力なんて気にする必要はありません。
復習が、全てです。
忘れないためには長期記憶が重要です
せっかく覚えた単語を忘れないでいるためには「長期記憶」が大切です。
人間の記憶には、短期記憶、中期記憶、長期記憶があり、
簡単に説明すると、
- 短期記憶:数分で忘れてしまう記憶
- 中期記憶:1ヶ月ほど覚えている記憶
- 長期記憶:数ヶ月以上覚えている記憶
です。
具体的なイメージとしては、
英単語帳を一気に10ページほど勉強し、ふと最初のページ戻ると、
さっき覚えた単語の意味が思い出せない
=短期記憶
昨日覚えた単語は思い出せる、でも1ヶ月前に覚えた単語の意味が思い出せない
=中期記憶
数ヶ月前に覚えた単語の意味を今だに思い出せる
=長期記憶
です。
僕は脳科学の専門家ではないですが、ざっくりとこんな感じです。
これらの記憶は、復習を行うことで、
短期記憶→中期記憶→長期記憶
の順に移行できることが知られています。
例えば、一度覚えた単語を1日後、3日後に復習し、さらに期間をおいて
1週間後、1ヶ月後に復習する、といった具合です。
これはあくまで一例ですが、
一度覚えた単語を忘れないようにするためには、ある程度の時間をおいた後に復習し、
長期記憶まで持っていくことが大切です。
英単語の暗記には「音読」が有効な件
英単語の覚え方は人それぞれやり方がありそうですが、僕が圧倒的にオススメするのは「音読」です。
方法は簡単で、「英単語を音読→その日本語訳を音読」するだけです。
音読をオススメする理由は以下のとおり。
- 速い
- 声を発するので記憶に残りやすい
- 発音、アクセントの練習にもなる
順に解説していきます。
速い
たまに英単語の暗記のためにノートに単語を書きまくる人がいますが、
「書く」動作よりも「読む」方が圧倒的に速いです。
1語を覚える時間が30秒早くなるだけでも、1,000語を覚える場合だと、約6時間も節約できることになります。
声に発するので記憶に残りやすい
暗記は、アウトプットをすることで定着しやすくなります。
また、音読するということは「自分の声を聞く」ことにもなるので、聴覚も刺激され、
さらに記憶が定着しやすくなります。
発音、アクセントの練習にもなる
これは本記事の内容からは少しズレてるかもしれませんが、英語学習においては重要なファクターです。
単語を正しく読めるということは、スピーキングだけでなく、リスニングの際にも役に立ちます。(読めない単語は聞き取れません)
一方、音読の欠点は以下のとおり。
- 喉が痛くなる
- 図書館など、公共の場所ではやりにくい
喉が痛くなる
これは音読の弊害です。
こまめに水分補給をして喉を潤すことを推奨します。
図書館など、公共の場所ではやりにくい
僕は自宅学習派なので問題なしですが、外で勉強する人にとっては問題ですね。
こっそり、できるだけ小声でやることをオススメします。
以上のように音読には欠点もありますが、それをはるかに上回るメリットがあるので、
ぜひ暗記の際に音読を取り入れてみてください。
終わりに
結局、復習がめちゃくちゃ大事です。
しつこくてすみません、これが事実です。
なかなか覚えられなかったり、すぐに忘れてしまうこともあると思います。
しかし、人間である以上、忘れるのは当たり前なので、悲観する必要はありません。
ただ、近道もないので、コツコツ復習を重ねていくしかありません。
また、今回は音読に有効性について紹介しましたが、他にも細かいテクニックがあります。
気になる方は「英単語 覚え方」などでググってみてください。
そのうち当ブログでも記事にしたいと思います。
今回は以上です、さようなら。