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【勉強法】大学受験・資格試験の過去問をいつからやるか?【今から】

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studying for exam

こんにちは、よしすけです。

季節はすっかり夏になりましたね。

大学受験を控えた受験生にとっては「天王山」とも言われる夏休みです。

僕は高3のこの時期くらいから、本格的に受験勉強を始めて、京都大学に現役で合格しました。

今回の記事では、大学受験に限らず、資格試験でも必ず登場する「過去問」を、いつからやるべきかについて解説します。

「大学受験・資格試験の過去問を、いつからやればいいかわからない」
「大学受験・資格試験の過去問を、どれだけやればいいかわからない」

そんな方にオススメの記事です。

過去問は今からやるべき

先に結論から書きます。

過去問に取り組むのは、早ければ早いほど良く、受験を決めたその時にやるべきです。

理由は以下のとおり。

・ゴールが明確になる
・足りないものが分かる
・モチベーションが上がる

それぞれ解説していきます。

ゴールが明確になる

受験を決めて、まず過去問に取り組むことで、ゴールを明確にすることができます。

ここでいう「ゴールを明確にする」とは、「何をどのくらいできればいいのかを把握すること」です。

例えば、京都大学の英語の入試問題は、
和訳と英訳がほとんどで、各問題にじっくり取り組めますが、

東京大学の英語の入試問題は、
和訳、空所補充問題、自由英作文、リスニングなど多岐に渡り、
限られた時間の中で、高速で問題を処理していく必要があります。

このように、受験する試験によって、傾向は全く違うので、

受験を決めたらすぐに、過去問を一度解いてみて、「何ができるようになる必要があるのか」を把握しておくことが大切です。

足りないものが分かる

過去問を解くことで、自分には何が足りないのかを把握できます。

例えば、

長文を読むのが遅く、時間切れになる
リスニング問題が、全然聞き取れない

といった感じ。

ここで一点注意しておきたいのは、
過去問を「見る」のではなく、「解く」必要があることです。

過去問を見ただけで、傾向はつかめると思うかもしれませんが、それだけだと足りません。

実際に問題を解いてみないとわからないこともあるからです。

例えば、上で例に挙げた「長文を読むのが遅く、時間切れになる」というのは、
実際に時間を測りながら、問題を解かないと分かりません。

ですので、過去問を時間を測って解くことをオススメします。

一度過去問を解いて、自分のウィークポイントが洗い出せれば、
あとは、そこを重点的にやっていけばOKです。

長文で時間切れになるなら、多読を学習に取り入れる
リスニングが苦手なら、毎日CNNニュースを聞いてみる

といった感じです。

このように、

過去問をできるだけ早く解いておくことで、
自分の苦手分野を潰す時間が多く取れるようになるのです。

モチベーションが上がる

スミマセン、これはわりと精神論ですが、大事です。

過去問を実際に解くと、

・自分の目標が身近に感じられる
・実力不足を思い知らされる

効果があると思います。

「目標が身近に感じられる」というのは、

「この問題が解けたら、大学に行ける」
「この問題が解けたら、資格が取れる」

という感じです。

この感覚というのは、過去問以外の一般的な参考書を使っていても得られません。

また、過去問をいきなり解くと、大抵の人は全然できないと思います。

それで絶望してしまうかもですが、過去問は解けなくてOKです。

目的は「過去問が解けること」ではなく、「受験本番の問題が解けること」ですので、過去問ができないことに問題はありません。

そして、この「できない」という感覚が大事なのです。

なぜなら、自分ができないことを自覚することで、
危機感を持って勉強に励むことができるからです。

人間は「できる」と思うと油断してしまいます。

過去問には、「できない」ことを自覚して、モチベーションを維持する効果もあるのです。

過去問はどのくらいやるべきか

それでは、過去問はどのくらいやればいいのでしょうか?

僕の考えは、

「最終的には、全て。とりあえずは、3回分」

です。

過去問は最終的には(受験本番までには)、全てやって対策するべきだと思いますが、受験を決めてすぐにやるのは、3回分で良いと思います。

なぜ、3回かというと、

1,2回だと、その1,2回がたまたま簡単(難解)だった場合、難易度を正確に把握できないから。
4回以上だと、過去問を解くだけで、結構な時間とエネルギーを消費してしまうからです。

「3回」というのが、少なすぎず多すぎない、ちょうど良い数字だと思います。

そして、この3回は解けなくてOKです。

解くなくてOKですが、全力でやってください。

全力でやることで、自分の今の実力が正確に分かります。

そうすることで、ゴールまでの道のりをより正確に把握することができ、
適切に受験勉強を進めることができます。

以上、今回の記事で書いた過去問の使い方をまとめると、

・過去問はできるだけ早くやる
・本番と同様、本気で「解く」
・とりあえずやるのは、3回分

です。

おわりに

今回は過去問の使い方について書きました。

内容的には大学受験っぽいものになりましたが、社会人が資格試験の勉強をする際にも通用する考え方です。

この記事を読んだら早速、過去問を入手しましょう!

それでは、さようなら。

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