こんにちは、よしすけです。
現在、会社員として働きつつ、独学で英語学習中です。
先日、英検1級の1次試験に無事合格できました。
今回はリスニングの勉強法について紹介します。
リスニングが苦手な方必見の記事です。
- リスニングってどうやって勉強したらいいかわからない
- リスニングの勉強はしてるけど成果が出ない
こういった悩みを持った方にオススメです。
聞き取るためには「アウトプット」べき
すこし矛盾しているようですが、これが超重要です。
理由は、「聞く」よりも「話す」などアウトプット型のほうが能動的に学習ができ、
早く身につきやすくなるからです。
まず前提として、英語の勉強は大きく分けて2つあります。
- インプット型:読む、聞く
- アウトプット型:書く、話す
そして、インプット型の勉強(読む、聞く)よりも、
アウトプット型の勉強(書く、話す)ほうが、学習効率が上がることが知られています。
なので、どんな勉強をするにしてもアウトプット型の方法を取り入れていくべきです。
たとえ、それがリスニングの勉強だとしても、です。
それでは、ここからは具体的にどのように「アウトプット型」勉強をすればいいのか、代表的な3つを紹介します。
シャドーイング
流れてきた音声をそのまま口に出す勉強法です。
その際、スクリプト(読み上げる文章)は見ずに行います。
シャドーイングを行うと、途中でついていけなくなることがあると思いますが、ココがチャンスです。
なぜなら、
「ついていけなくなる所」=「聞き取れていない所」
だからです。
このように、シャドーイングによって聞き取れていない所がはっきりと分かります。
これは、ただ漫然と音声を聞いているだけでは、わからないことですね。
ついていけなくなったら、そこで一旦音声を止めて、どうして聞き取れなかったのかを考えます。(単語がわからなかった、発音が難しかった…etc)
原因が分かったら、もう一度音声を流して、つまづいた場所を意識しつつ、シャドーイングを行います。
これを繰り返すことで、徐々に、聞きとる力がついていきます。
ただ、すこし負荷がかかる勉強法でして、やり終わった後は結構疲れます。
オーバーラッピング
これもシャドーイングと同様、口に出す勉強法です。
ただ、オーバーラッピングの場合は、スクリプト(読み上げる文章)を見ながら、
音声に被せて音読します。
オーバーラッピングでは、音源の発音を真似することに集中します。
真似をすることによって、自然な発音が身につけることができます。
シャドーイングに比べると、手軽にできる勉強法ですが、スクリプトを見ながら行うので、
「聞き取り」能力はあまり伸びない方法です。
ディクテーション
ディクテーションは、上2つの勉強法とは異なり、音読はしません。
流れてきた文章を「書きとる」という勉強法です。
この方法の最大のメリットは、
聞き取れていない部分がはっきりと、極めて明確にわかることです。
聞き取れていない所がわかれば、あとはシャドーイングのときと同様、
なぜ聞き取れてなかったのかを分析していけばいいわけです。
ただし、ディクテーションのデメリットは、
- 時間がかかる
- 簡単に聞き取れる部分も書き取っても意味がない
ことでして、あまり効率的とはいえない勉強法です。
結局どれをやれば良いのか
それぞれメリット、デメリットはありますが、どれが良いとか悪いとかはありません。
シャドーイング
メリット:弱点がわかる
デメリット:疲れる
オーバーラッピング
メリット:お手軽にできる、発音が身につく
デメリット:聞き取る力は身につかない
ディクテーション
メリット:弱点がはっきりわかる
デメリット:時間がかかり、非効率
まとめると以上の通りで、これらを自分の目的に応じて、使い分けることをオススメします。
例えば、いきなりシャドーイングは難しい場合には、
「まずはオーバーラッピング、次にシャドーイングをやろう」
といった具合ですね。
いずれにしても、「話す」「書く」などのアウトプットが重要です。
おわりに
今回はリスニングの勉強法について紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
僕自身、リーディングはできるけど、リスニングは苦手でした。
僕の場合は、上で書いたオーバーラッピングとシャドーイングを主に取り入れて
地道に勉強した結果、英検1級になんとか対応できるくらいのリスニング力が身につきました。
みなさんも、この記事を参考に、自分にあったやり方を模索してみてください。
それでは、さようなら。