こんにちは、よしすけです。
ここ1年近く、英語学習に力を入れていて、YouTubeも学習に取り入れていました。
そして、先日、英検1級の1次試験に合格しました。
今回はYouTubeを使ったリスニングの勉強法について、解説していきます。
Youtubeでのオススメ動画については過去にも記事を書いてますが、
今回は具体的に、どのように動画を見れば良いのかを紹介します。
過去の記事はこちらです。
【注意】動画の垂れ流しはNGです
YouTubeでリスニングの勉強をする際、やってはいけない方法があります。
それは、
ただ、動画を流してそれを聞くだけ
という勉強法です。
この勉強の、ダメな理由は、
- ただ聞き流しているだけだと、リスニング力は上がらない。
- 動画を見ただけで勉強した気になってしまう
からです。
動画を単なるエンターテインメントとして楽しむのなら、
動画を垂れ流しておけば良いと思いますが、
リスニングの勉強をする際には、
インプットと同時にアウトプットを行うべきです。
以下に具体例を出します。
Aさん:YouTube 1本5分の動画を3本見る。ただ見るだけ。
Bさん:YouTube 1本5分の動画を2回繰り返して見た後、さらにもう1回シャドーイングをしながら見る
Aさんはいろんな動画を漫然と見ているだけですが、
Bさんは1つの動画を繰り返し見て、さらにシャドーイングまでやっています。
この場合、リスニング力が伸びやすいのはBさんだと言えます。
ちなみに、シャドーイングとは、「流れてきた音声をそのまま口に出す勉強法」のことで、詳しいやり方については、以下の記事で紹介しています。
まとめると、
リスニングの勉強をする際には、聞くだけでなく、
シャドーイングなどのアクティブな練習をするべき
です。
効果的に動画で勉強する方法
さて、ここからはYouTubeでリスニングを勉強する際の
効果的な方法について2つ紹介します。
字幕表示・非表示の切り替え
ご存知の方も多いかと思いますが、
YouTubeの動画は字幕の表示・非表示が切り替えられます。
目的に応じて、字幕を切り替えることをオススメします。
例えば僕の場合、次のように切り替えています。
1回目:聞くだけ(字幕なし)
2回目:聞き取れなかったところの答え合わせ(英語字幕)
3回目:シャドーイング(英語字幕)
このような感じで、
1回目は字幕なしで、どこまで聞き取れるかを試し、
2・3回目は字幕ありで復習・シャドーイングをやってます。
ここで、「日本語字幕は使わないの?」と思う方もいるかもしれませんが、
日本語字幕は基本、オススメしません。
なぜなら、リスニングは英語を英語のまま理解しないと、
スピーディな英語に対応できないからです。
わざわざ日本語に直している余裕はないのです。
英語字幕を見ても意味が分からない場合は、日本語字幕を見ても良いですが、
この場合は、読解力を鍛える練習も、合わせて行った方がいいかもしれません。
あと、これは余談なのですが、現在のYouTubeの動画では、
字幕の言語を選択できるようになっていますが、
英語の動画に対して、日本語字幕がついていないものも多くあります。
一方、英語の動画であれば英語の字幕はついています。
動画の選択肢が広がるので、
英語字幕だけで勉強するようにしておくと良いでしょう。
速度調節
YouTubeの動画の再生速度は調節することができるので、
これも活用するべきです。
この調節を行うことで、自分のレベルにあった速度で練習することができます。
例えば、動画の冒頭部分を聞いてみて、
「早すぎてほとんど聞き取れない」場合は速度を落とし、
「余裕で聞き取れる」場合は速度を上げる
といった具合です。
こうすることで、「この動画、内容は面白そうだけど、スピードが早すぎてついていけない!」
なんていう悩みも解決することができます。
ただ、聞き取りやすくするために、再生速度を遅くしすぎると、
リスニングの練習には適さないので、
「少し聞き取れないところがある」くらいの速度がちょうど良い、と僕は思います。
まとめ
さて、今回はYouTubeで勉強する際の具体的な方法について紹介しました。
字幕の切り替え・速度調節は、対面での会話の際にはできないので、
動画ならではの方法だと思います。
これからは動画全盛の時代が来ると言われているので、
さらに、英語学習ができる動画が充実してくると思います。
みなさんもぜひ、英語学習に動画を取り入れてみてください。
それでは、さようなら。