こんにちは、よしすけです。
ここ最近、英語学習を頑張っていて、最近英検1級1次試験に一発合格しました。
本記事では、僕が実際に使っていた英検1級対策の参考書である
『英検1級 長文読解問題120』のレビューを書きたいと思います。
「リーディング対策の参考書選びに迷っている」
「この参考書の使い方教えて!」
そんな方にオススメの記事です。
英検1級の長文問題対策はこの1冊で決まり
この参考書を使うことで、
英検1級に出題される長文読解の練習を、十分に行うことができます。
英検対策では、実戦形式の問題をたくさん解いておくことが重要です。
なぜなら、英検本番で得点を取るためには、
長文、設問の特徴を掴む
適切に時間配分ができる
必要があるからです。
過去問でもこういった対策はできるのですが、どうしても過去問には数に限りがあり、練習量が不足してしまいます。
そこで役に立つのが、この問題集です。
本参考書の特徴をざっくり解説
この参考書を特徴を3つ挙げると、
・徐々に慣れていける
・レベルは本番同様
・解答ページが充実
です。
徐々に慣れていける
この参考書のチャプターは以下のように分かれているため、
英検1級のレベルに、徐々に慣れていくことが出来ます。
チャプター構成
・ウォーミングアップ(10題)
実際に出題される問題よりも短めの英文で、練習ができます。
いきなり難しい問題が出てきて、挫折する可能性が低くなっています。
・練習問題(21題)
内訳は、空所補充問題(8題)、500語内容一致選択問題(8題)、800語内容一致選択問題(5題)。
過去問が収載されており、良質な問題を多くこなせます。
・模擬試験(2回分)
オリジナルの模試問題が2回分付いています。
力試しをすることで、自分の成長度合いが分かります。
以上のような構成になっており、参考書の前から順番に進めていけば、
自然に読解力が身につくような構成になっています。
レベルは本番同様
上で少し書きましたが、本書の練習問題のチャプターに収載されている英文は、
すべて過去に実際に出題された問題です。
2019年現在出回っている参考書だと手に入れることが出来ない、
2004~2006年に出題された過去問が収載されています。
このように、本番同様のレベルの問題で練習を積むことが出来ます。
解答ページが充実
本書の解答ページには、全文訳・解説の他、以下のようなコンテンツがあります。
・語句
英検1級で出てくるような難易度の高い単語、イディオムのまとめ。
この部分を復習するだけでも、語彙力アップが期待できます。
・背景知識
英文に関する周辺情報のまとめ。
背景知識があると、英文の理解度が変わります。
1度は目を通しておきましょう。
背景知識については、過去の記事でも紹介していますので、詳しくはこちらをご覧ください。
オススメの使い方を解説(20日間のモデルプラン)
ここからは、僕自身が実践していた、オススメの使い方を解説します。
20日間のプランになっており、短期間で読解力を強化できます。
終盤は少しキツイかもですが、全てやり切れば、間違いなく読解力がアップします。
1~5日目:ウォーミングアップ問題を、1日2題ずつ解く
このチャプターの目的は、どんな問題が出題されるのかを把握することです。
正解できなくても良いので、解説をじっくり読みましょう。
解答時間の目安はありますが、オーバーしてもOKです。
ただ、時間は測っておくと、集中して取り組めるのでオススメです。
6~9日目:練習問題(空所補充)を、1日2題ずつ解く
空所補充問題は350語程度の英文を読み、空所に入る英文を選択肢から選ぶ問題です。
英文の流れを意識しながら読み、空所の前後の関係(順接、逆接など)を押さえるのがポイントです。
この問題に限らず、正解の選択肢は必ず1つに絞ることが出来ます。
解説を読んで、どうしてその答えになるのかを理解することが大事です。
10~13日目:練習問題(内容一致・500語)を、1日2題ずつ解く
ここまでくると、英文のボリュームも500語となり、少し長く感じるかもしれません。
英文の1段落に対して、1つの設問があることが多いので(違うパターンもあります)、段落ごとに読み進めていくのが、僕の読み方です。
「英文と設問を、どのタイミングでどのように読むか」などを練習しておくと良いと思います。
慣れてきたら、時間を測って目標解答時間を意識しつつ、取り組んでみましょう。
14~18日目:練習問題(内容一致・800語)を、1日1題ずつ解く
ここが長文読解で最もキツイところではないでしょうか。
800語の英文を読み、4つの設問に答えなくてはなりません。
先ほどの500語の時と同様、英文と設問を読むタイミングを考えておきましょう。
このくらいの分量になると、設問を先に読んでおいて、設問の箇所を探しながら英文を読むと、効率的です。
こちらも時間を測りながらやってみましょう。
19~20日目:模擬試験を、1日1回分ずつ解く
いよいよ、最後の力試しです。
この模擬試験では、しっかりと時間を測りながら、時間内に全ての問題を解き終えられるように意識しましょう。
というのも、模擬試験は、本番の試験と同一の構成になっているので、時間配分の練習に向いているからです。
模擬試験を解いてみると、800語の長文を読む頃には疲れていて、集中力が切れてしまうかもしれません。
そんな時は、「800語の長文問題を最初にやる」といった風に、自分にあった問題の解き方を模索してみてください。
おわりに
以上、『英検1級長文読解問題120』のレビューと、オススメの使い方でした。
リーディングはこの本1冊やっておけば間違いなしです。
英検1級のリーディング対策には本書がオススメなのですが、
その他の分野(リスニング、ライティングなど)のオススメ参考書は、以下の記事で紹介しています。
また、英検に限らず、リーディングの勉強方法についてもっと知りたいという方は、下記の記事をどうぞ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。