こんにちは、よしすけです。
先日、英検1級の2次試験の面接の結果が発表されました。
結果、「不合格」でした。
というわけで、今回の記事では、
英検の面接対策に良さそうな勉強法を考えたので、紹介します。
- 「英検の面接試験の勉強をしているけど、手も足も出ない!」
- 「どこから勉強していいかわからない!」
といった方にオススメです。
対策は、まずは日本語から始めるべき
英検の面接試験では、もちろん英語しか使えないのですが、
「まずは、日本語で練習するべき」だと思います。
理由は以下のとおり。
- 日本人は自分の意見を主張することに慣れていない。
- エッセイやスピーチの「型」がそもそも身についていない。
- 日本語で社会問題、時事問題の知識を増やすべき。
それでは順に見ていきましょう。
日本人は自分の意見を主張することに慣れていない
これに関して、僕は以下のようなツイートをしました。
英検2次試験の対策として、普通に日本語でディスカッションの練習するのもありかもしれない。
普段から意見を述べることに慣れてない人からすると、英語以前に「ディスカッションをすること」自体が、まずハードルになってしまっている気がする。
ツイートの通りでして、日本の文化的に、自分の意見をはっきり主張することって少ないですよね。
なので、まずは自分の考えを述べる練習を、母国語である日本語やっておくのは効果的だと思います。
英語の練習はその後でも問題なし。
順を追ってやっていった方が、着実に進歩できると思います。
エッセイやスピーチの「型」がそもそも身についていない
これは、日本の教育に問題があると思うのですが、
みなさん、学校教育でエッセイとかスピーチって教わらないですよね?
「国語の時間」で文章を読んで、「作者の伝えたかったことは何か?」とか、
「読書感想文」で感想を書いて、「私もこういう人間になりたいです」みたいなことはやりますが、
「文章やスピーチの組み立て方」とかは教えてくれないですよね。
ちなみに、ライティングやスピーキングの試験では、
以下のような「型」を使うと便利です。
1. 導入(自分の立場の表明)
2-1. 本論1(主張の理由・根拠1)
2-2. 本論2(主張の理由・根拠2)
2-3. 本論3(主張の理由・根拠3)
3. 結論(立場、主張のまとめ)
余談ですが、僕のブログも、だいたいこの型に沿って書いてます。
1. 導入(英検面接対策は日本語で始めるべき、という立場表明)
2-1. 本論1(主張の理由1:意見を主張することに慣れてない)
2-2. 本論2(主張の理由2:型が身についてない)
2-3. 本論3(主張の理由3:社会問題への関心が薄い)
3. 結論(だから英検面接対策は日本語で始めるべき、とまとめる)
少し話が逸れましたが、まずは自分の主張をするための文章の書き方(話し方)を学ぶべきだと思います。
参考までに、僕が最近読んだ文章講義の本を貼っておきます。
20歳の自分に受けさせたい文章講義 (星海社新書)
日本語で社会問題、時事問題の知識を増やすべき
面接対策には、社会の勉強が必須です。
英検(特に1級とか)の面接のテーマは、
日本語でも、ディスカッションするのが難しいものが出題されます。
例えば以下のような感じ。
Can the consumption of meat be morally justified?
(肉を食べることは倫理的に正当化できるか?)
Is the Japanese economy too dependent on manufacturing?
(日本経済は製造業に依存しすぎているか?)
(2017年度第2回 英検1級2次試験過去問より)
このお題を急に出されて、スラスラ自分の意見を述べられる人って、そんなに多くないと思います。
このような問題に対応するためには、日頃から社会問題や時事問題に関心を持って、自分なりの意見をまとめておく必要があります。
もちろん、いきなり英語でできれば良いのですが、まずは、日本語でも良いので、世の中について幅広い知識を身につけておくことが重要だと思います。
まとめ
さて、今回は、「英検対策をまず日本語でやるべき」というテーマで書きました。
基本的に、「日本語でできないことは、英語でもできない」という考えです。
僕が実際に2次試験を受けてみて、感じたことを書きました。
これから英検を受ける方にとって、参考になれば嬉しいです。
また、僕の面接での失敗談は別の記事で書いているので、
こちらも参考にしてください。それでは、さようなら。