英語×プログラミング

よしすけブログ

英語

【英語】パラグラフリーディングのやり方【長文読解は怖くない】

投稿日:

book and pen

こんにちは、よしすけです。

ここ最近、英語学習に注力してきて、英検1級1次試験に一発合格しました。

英語の試験には、長文読解問題がつきものです。

英語を勉強している人の中には、長文読解問題が苦手な方も多いのではないでしょうか。

本記事では、「パラグラフリーディング」という、長文読解の際に役立つ方法を紹介していきます。

本記事の内容

パラグラフリーディングとは
 ・メリットは?
 ・英文のパラグラフ構成

パラグラフリーディングのやり方
 1. 最初の段落の要点を把握
 2. 最後の段落の要点を把握
 3. 各パラグラフのトピックセンテンスの確認
 4. 文章全体の流れを確認
 5. 各パラグラフの要約

本記事はこんな方にオススメ

「長文読解問題が苦手」
「単語、文法はできるのにリーディングの得点が伸びない」

この記事を読むことで、
パラグラフリーディングについて理解でき、
長文読解問題にも落ち着いて対処できる
ようになります。

パラグラフリーディングとは

パラグラフリーディングとは、

「パラグラフ(段落)の要点を掴みながら文章を読んでいく方法」

です。

一文一文をしっかり読んでいくのではなく、
パラグラフごとに要点を整理し、文章全体の意味を把握することを優先します。

メリットは?

パラグラフリーディングを行うメリットは、大きく2つあります。

1. 筆者の主張を掴みやすい
2. 文章を早く読める

パラグラフリーディングでは、文章の細かい部分はあまり気にせず、
「文章全体として、何が言いたいのか」を考えます。

ですので、必然的に筆者の主張を掴みやすく、
文章の全体的な理解度が高まります

また、文章全部をきっちり読むわけではないので、
「読解スピードが上がる」というメリットもあります。

英文のパラグラフ構成

英語の文章では、パラグラフの構成がだいたい決まっています。

よくあるのが以下のようなケース。

1段落目:導入(問題定義・筆者の主張など)
2段落目:本論1(主張の理由・具体例など)
3段落目:本論2(主張の理由・具体例など)
4段落目:本論3(主張の理由・具体例など)
5段落目:結論(筆者の主張、今後の課題など)

段落の数は、文章それぞれですが、

「最初に筆者の主張があり、次にその主張を裏付ける説明が続き、最後に結論が来る」というのが王道です。

パラグラフリーディングでも、この流れを意識しつつ、文章を読んでいきます。

パラグラフリーディングのやり方

パラグラフリーディングは、具体的に以下のような手順で行います。

1. 最初の段落の要点を把握
2. 最後の段落の要点を把握
3. 各パラグラフのトピックセンテンスの確認
4. 文章全体の流れを確認
5. 各パラグラフの要約

1. 最初の段落の要点を把握

まず最初にやるべきことは、最初の段落の要点を把握することです。

多くの場合、最初の段落には筆者の主張が含まれていますので、
ここでいう「要点」とは、筆者の主張になります。

この作業を行うことで、何に関する文章なのかが分かり、
この後の文章が読みやすくなります。

2. 最後の段落の要点を把握

最初の段落の要点を把握できたら、そのまま読み進めるのではなく、
次に最終段落の要点の把握に移ります。

ここでの「要点」も、多くの場合は筆者の主張になります。

最終段落では、結論が書かれているので、この文章の着地点が分かります

最初の段落と最後の段落を先に確認することで、
文章のスタートとゴールが分かるわけですから、
その間の段落の内容が理解しやすくなります。

3. 各パラグラフのトピックセンテンスの確認

最初と最後の段落の確認が終わったら、いよいよ本論の段落です。

トピックセンテンスとは、「その段落の内容を最も端的に表した一文」です。

多くの場合、段落の最初にありますが、そうでないケースもあります。

このトピックセンテンスを確認することで、
段落全体として、何が言いたいのかを理解することに繋がります。

4. 文章全体の流れを確認

それぞれの段落の内容を確認できたら、文章全体がどのような流れになっているのかを確認します。

例えば、

1段落目:問題定義と筆者の主張
2段落目:主張の根拠1
3段落目:主張の根拠2
4段落目:主張の根拠3
5段落目:対立する主張への反論
6段落目:筆者の主張、結論

といった感じです。

ここでは、

「最終的になぜ筆者が最後の結論に至ったのか」

その道筋を意識します。

5. 各パラグラフの要約

パラグラフリーディングで最後の行うことは、それぞれの段落の要約です。

これは、文章全体の理解するためのものなので、
英語でも日本語でも、どちらで行ってもOKです。

基本的には、各段落のトピックセンテンス+αををまとめることになります。

要約だけを読んで、文章全体の流れが分かるような要約を目指しましょう。

この要約作業は、もちろん試験本番ではやらなくて良いですが、
パラグラフリーディングを使って勉強する際には、ぜひ行いましょう。

自分で、要約を書いてみて初めて、理解できていないポイントが分かることもあります。

要約によって、自分がどれだけ文章を理解できているかを可視化できます。

まとめ

以上、パラグラフリーディングのやり方についての記事でした。

本記事の内容をまとめます。

パラグラフリーディングとは
 段落の要点を掴みながら文章を読んでいく方法

メリットは?
 1. 筆者の主張を掴みやすい
 2. 文章を早く読める

英文のパラグラフ構成
 筆者の主張→説明→結論

パラグラフリーディングのやり方
1. 最初の段落の要点を把握
2. 最後の段落の要点を把握
3. 各パラグラフのトピックセンテンスの確認
4. 文章全体の流れを確認
5. 各パラグラフの要約

最後までお読みいただきありがとうございました。

他の長文読解に関する記事はこちらからどうぞ↓

-英語
-, ,

Copyright© よしすけブログ , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.