こんにちは、よしすけです。
社会人になってから、英語を本気で勉強し、英検1級1次試験を一発合格しました。
本記事では、僕が行った英検1級対策の勉強をまとめます。
英検対策の全体的な流れをメインに書いていきます。
本記事の内容
学習計画の立て方
・学習計画の実例
・どの順番で勉強するか?
・必要な勉強時間は?
分野別対策法
・単語
・リーディング
・リスニング
・ライティング
・全分野共通
まとめ
この記事はこんな方にオススメ
「英検1級の対策の進め方が分からない」
「英検1級の対策ってどのくらい大変?」
本記事を読むことで、英検1級対策の全貌がつかめ、
効果的に対策を進めることができるようになります。
学習計画の立て方
英検1級対策は、一朝一夕でできるものではありません。
最初に学習計画は立てることをオススメします。
英検1級には、リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの4分野があります。
また、単語レベルが高いので、4分野+単語をそれぞれ対策できる計画にすると良いです。
学習計画の実例
僕が立てた計画は以下の通り。
2018年4~6月:単語
2018年7~9月:リーディング
2018年10~12月:リスニング
2019年1~3月:ライティング
2019年4~6月:スピーキング
2019年6月:本番
これはあくまで計画で、実際には以下のようになりました。
2018年4~6月:単語
2018年7~9月:単語、リーディング
2018年10~12月:単語、リスニング
2019年1~5月:単語、ライティング
2019年5~6月:単語、リーディング、リスニング、ライティング
2019年6月:本番
計画通りにいかなかった要因
計画通りにいかなかった要因には以下のようなものがあります。
1. 単語がなかなか覚えられなかった。
2. ライティングのモチベーションが上がらなかった。
3. 受験直前になると、リーディング・リスニング力が落ちていた。
このような問題があったので、いま僕が計画を立てるなら、次のことに気をつけます。
1. 単語が覚えるには時間がかかるので、単語は毎日やること。
2. ライティングは自己採点が難しく、モチベーションが上がりにくいため、ライティングの添削サービスなどを利用する。
3. せっかく勉強しても、忘れてしまうため、定期的に過去問などを使って、全分野の対策をする。
計画通りにできれば一番良いですが、なかなかそうもいかないので、
計画が狂っても、落ち着いて軌道修正していきましょう。
どの順番で勉強するか?
勉強する順番は重要です。
なぜなら、各分野は完全に独立しているわけではないからです。
「単語ができていないと、リーディングができない。」
「リーディングができていないと、リスニングが難しい。」
など、ある分野がある分野の土台になっていることがあるので、
勉強する順番には気をつける必要があります。
それぞれの分野の関係を整理
勉強する順番を決めるときには、以下の表を参考にしてください。
この表では、「下にあるものが、その上にあるものの土台になっている」様子を図式化しています。
例えば、
・単語はリーディングの土台になっている
・リーディングはリスニングの土台になっている
といった具合です。
この表で下の方にある分野を飛ばして、上の分野の勉強をすることはオススメしません。
基礎ができていない状態で応用をやっても、学習効果が半減してしまいます。
オススメの順番は?
僕のオススメの順番は、
「単語→リーディング→リスニング→ライティング→スピーキング」
です。
単語は全ての分野の土台になっているので、最初に行います。
2番目に行うべきは、リーディングです。
リスニングで英文を聞いて理解する力や、
ライティングで英文を書く力の基礎には、
英文を読んで理解するリーディング力が必要です。
3番目は、リスニングとライティングはどちらでも良いのですが、
僕は、3番目にリスニングを行う方をオススメします。
理由は、ライティング対策は2次試験のスピーキング対策と似ているからです。
ライティング対策を行うことで、それがそのまま2次試験対策にもなるので、
ライティングは後回しにした方が良いです。
以上、もう一度まとめると、
「単語→リーディング→リスニング→ライティング→スピーキング」
の順番がオススメです。
必要な勉強時間は?
「英検1級対策には、どのくらい時間がかかるのか?」
という疑問を持つ方は多いと思います。
結論から言うと、
「人による」
だと思います。
というのも、人それぞれ、英検対策を始めた時点での実力が違うからです。
TOEIC600点の人と、TOEIC900点の人だと、
TOEIC600点の人の方が、勉強時間が必要なのは言うまでもないと思います。
ネットで調べてみても、
短い人だと、100~200時間
長い人だと、1000時間
といった感じで、学習時間にはかなり幅があります。
参考までに、僕の場合、英検対策を始める前の実力がTOEIC800点くらいで、
学習時間は700~800時間だったと思います。
時間は記録していたわけではないのですが、
だいたい1日2時間を1年くらいやっていたので、このくらいだと思います。
短期集中でやった方が良い話
学習時間は人それぞれだと思うのですが、
学習期間は短くした方が良いと思います。
というのも、長期間やり続けるデメリットとして、
・途中でダレる
・最初の頃の内容を忘れる
といったことがあるからです。
僕は、1年くらいやりましたが、ぶっちゃけ1年は長いです。
1日あたりの勉強時間を長くして、
せいぜい半年くらいで終わらせるのが良いと思います。
分野別対策法
ここから、各分野の対策方法を簡単に解説していきます。
詳しい解説については適宜、リンクをご確認ください。
単語
単語対策は、『パス単』という単語帳を使っていました。
単語対策の過去記事はこちら↓
単語帳の他には、過去問に登場した単語をノートにまとめ、できるだけ覚えるようにしました。
リーディング
リーディング対策は、『英検1級 長文読解問題120』という問題集を使っていました。
この問題集のレビュー記事はこちら↓
問題集だけでは、読解量が不足すると考え、洋雑誌『TIME』を定期購読し、
リーディング学習に取り入れました。
『TIME』を使った学習法についての過去記事はこちら↓
リスニング
リスニング対策は、『英検1級 リスニング問題150』という問題集を使っていました。
この問題集のレビュー記事はこちら↓
この問題集の他に、YouTubeを使って英語学習をしていました。
今の時代、無料で良質な英語が聞くことができます。
YouTubeを使った勉強法についての過去記事はこちら↓
ライティング
ライティング対策は、『英検1級 英作文問題完全制覇』という問題集を使っていました。
(MP3音声無料DLつき)最短合格! 英検1級 英作文問題完全制覇
この問題集のレビュー記事はこちら↓
この問題集はボリュームも多いので、他には特に対策はしていません。
強いて言うなら、毎日のニュースチェックは欠かさず行っていたくらいです。
全分野共通
全分野共通で、過去問は必ず行いましょう。
【音声アプリ・ダウンロード付き】2019年度版 英検 1級 過去6回全問題集 (旺文社英検書)
過去問の勉強は最重要ですので、早いうちから過去問に取り組みましょう。
過去問に関する過去記事はこちら↓
なお、オススメの参考書については、過去の記事でもまとめています。
まとめ
以上、英検1級1次試験対策で僕が行った勉強をまとめました。
英検1級合格は一筋縄ではいかないので、
学習計画を立て、戦略的に取り組むことをオススメします。
最後までお読みいただきありがとうございました。